西武新101系の283Fと235Fが武蔵丘検修場まで廃車回送されました。283Fは前日(13日)に283F南入曽から小手指まで回送されており、14日には283F+235Fの編成で武蔵丘まで回送されました。廃車回送先が武蔵丘ですので譲渡のため改造されると思われます。

とうとう30000系導入に伴う本格的な新101系置き換えがいよいよ始まったことを痛感しました。今回廃車となった283Fは101系最後のAK-3コンプレッサー搭載車であり、その特徴的な駆動音から人気の高い編成でした。"音鉄"の方には非常に思い入れのある方も多いのではないでしょうか。

一方235Fは秩父鉄道乗り入れ編成の一つで、秩父鉄道乗り入れ改造の際に連結器が改造されたため池袋側が白電連となっている編成です。秩父鉄道乗り入れ改造を受けた関係で号車番号が振ってあることも特徴の一つです。

普段池袋線では見られない101系の6両編成の廃車回送となりました。283Fの前パン姿もこれが最後です。(撮影地:西武池袋線元加治〜飯能間)
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飯能でスイッチバックをして武蔵丘へ。今度は普段見ることのできない白電連が先頭に立ちました。(撮影地:西武池袋線飯能〜東飯能間)
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235Fの白電連。普段は235F+237Fは実質8両固定編成とように扱われているので見られませんが、皮肉にも相方とバラされたため白電連が見ることできました。
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101系最後のAK-3搭載車クモハ284を。肝心のAK-3はどこへやらという写真ですが。
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30000系に投入に伴った新101系の本格廃車が遂に始まってしまいました。237Fは相方の235Fを失った後どうなるのでしょうか。他編成と連結は白電連の関係で制約を受けますので、どのような処遇になるのでしょうか。こちらにも目が離せないです。当然武蔵丘へ入場した283Fと235Fがどのような姿に生まれ変わるのかということも注目を集めるでしょう。いずれにしてもこれからも新101系には常に注目を払い続けたいと思います。

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