クロフネ航海手帳

鉄道写真ブログ

鹿児島線

JR九州2011.3ダイヤ改正巡る話題

12月17日にJR各社のダイヤ改正の概要が出揃い、春に向けて消え行く列車に焦点が当たる季節となりました。

特にJR九州は今回改正にて九州新幹線全線開業を迎え、鹿児島本線の在来特急やそれに伴う車両運用の見直し等が大掛かりに行われます。今回は「撮り鉄」的な視点に重きを置いて、改正で消え行く列車にいつくかスポットを当ててみたいと思います。

★鹿児島本線の在来特急の見直し
九州新幹線の並行在来線となる博多〜新八代間の在来特急はリレーつばめが全廃、有明も朝夜に数往復残るのみとなります。787系の長大編成や熊本エリアを日中に快走する姿は3月にて見納めになるでしょう。

個人的に3月までに何度か抑えたいと思っているので787系の11両編成の姿です。787系のそのものは長崎線のかもめ等に転用される模様ですが、この長大編成を見るのは困難になりそうです。

朝の11連の運用。(鹿児島線天拝山〜原田)
787_004


日常の風景もあとわずか。(鹿児島線長洲〜大野下)
787_003


★かもめ・みどり・ハウステンボスの3段立て列車の終了
787系の捻出と博多〜鳥栖の線路容量に余裕ができることに従い、かもめ・みどり・ハウステンボスの3段併結が見直され、かもめは単独での運転になります。日本で今や唯一だった3列車併結の特急列車も消滅です。消滅までに佐賀県内で何点か抑えたいところです。

中途半端記録しかなく・・・(鹿児島線天拝山〜原田)
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★485系定期運用消滅
にちりんやきりしまなどで細々と運用されていた485系がとうとう定期運用から外れます。佐世保からですと大分や宮崎はかなりの距離があるため、記録がないに等しいため改めて記録をしたいと思っております。

写真は臨時にちりんで博多にきた時の写真です。(鹿児島線博多駅)
DSC_4898



参考URL
JR九州ダイヤ改正

ED76三重連「明星」運転

9月25日から26日かけてED76の三重連と14系4両を使用による団体臨時列車が運転されました。25日は「あさかぜ」、26日は「明星」として運転されました。

近々の引退が噂されているED76ですが、まさかまさかの三重連の企画。ブルトレとのバランスが悪いや後ろ2両が死重では意味がないという意見もあるようですが、私個人としてはよくぞやってくれたと思います。

26日のみしか撮影できませんでしたが、26日は追っかけ撮影に挑みました。

26日の「明星」は熊本〜門司港〜博多と運転されました。ということでこの日朝から一路熊本方面へ。

朝の鹿児島本線の上りということで殆ど撮影地が逆光ということで苦慮しました。撮影地も結局よくわからず、植木付近で適当に見つけた俯瞰ポイントにて撮影。実は結構な有名撮影地だったようで直前には10人弱ほど集まりました。(撮影地:鹿児島本線西里〜植木)
ED76_006

植木付近で撮影地した後は高速道路を利用して追っかけ。発数は稼ごうと思えば可能でしたが、どうせ逆光だろうということで一気に海老津の手前まで行きました。海老津の有名撮影地などはかなりの人出で撮れそうな余地も無さそうでしたので、無名な場所を選択。
(撮影地:鹿児島本線海老津〜教育大)
ED76_007

門司港付近も間に合いそうだったので、一発稼ぎで適当に。このあたりから完全に曇ってしまい、写欲も大幅に減退。(撮影地:鹿児島線小森江〜門司港)
ED76_008


門司港レトロなど周辺で暇を潰したり、昼食を食べしたりした後撮影再会。

最後はキハ58の時と同様に赤間の田園へ。雲の切れ目から晴れる可能性もあったのですが、残念ながら晴れず。露出もない中三重連は高速で通過していきました。ここではざっと10人程度はいたと思います。(撮影地:鹿児島線赤間〜東郷)
ED76_009


こうして三重連の撮影はこれにて終了。76三重連という珍しい組成に楽しい一日が過ごせました。

さよならキハ58・65「ひかりファイナル」5

8月28日から29日にかけてJR九州のキハ58・65の国鉄色のラストランとして復活急行「ひかり」・「ひかりファイナル」が運転されました。両日ともにゴールデンヘッドマークが装着されました。

都合もつき、ラストランということで2日がかりで追っかけ撮影を断行。2日間の移動距離は800kmを超える壮大な撮影となりました。

28日は復活急行「ひかり」として運転されました。この日は大分〜門司港〜博多と運転されました。

最初の撮影地はその後の追っかけの都合を考え別府近辺で撮影を検討し、別府大学駅近くの陸橋からの撮影を選択。直前になって雨が降ってきて残念な結果に。(撮影地:日豊線別府大学〜亀川)
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その後は逆光覚悟で杵築の俯瞰へ。日が高いので逆光でもそこそこ絵になるのではないかという魂胆だったのですが、微妙でした。写真からカーブ定番撮影地などにも大勢撮影者がいることが伺えます。(撮影地:日豊線杵築〜大神)
DSC_4837


その後は門司港の手前まで追いつけず。大分〜小倉の間は高速道路がないに等しいため、鉄道に分があります。小倉〜中津などはJR九州のドル箱のようです。

門司港手前では回数稼ぎのような写真になってしまいました。(撮影地:鹿児島線小森江〜門司港)
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門司港駅の撮影会などは行かずに門司港→博多は一発勝負。ここは一番光線が期待でき、夕日の中をキハから輝く写真を撮ると決めみました。色々順光になる場所を探し、赤間駅周辺の田園地帯へ。残念ながら夕日は弱く、期待通りとはいきませんでしたがそこそこの写真にはなりました。(撮影地:鹿児島線赤間〜東郷)
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この日は博多で一夜を明かし、翌日に備えました。

29日は「ひかりファイナル」として博多〜熊本〜大分と運転されました。熊本〜大分は豊肥線経由で今回の行程の中で唯一の非電化区間を含む路線です。

まずは有名撮影地原田〜天拝山からスタート。バリ順+好ロケーションということでざっと50人以上の撮影者が大集合。好天の中「ひかりファイナル」は通過していきました。(撮影地:鹿児島線原田〜天拝山)
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その後は途中適当に一発撮ったりしましたが、酷い写真のため省略。その後は大野下近くのカックン撮影地へ。夏の日の高い光線のため綺麗な光線という感じはありません。(撮影地:鹿児島線長洲〜大野下)
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その後は昼食などを取って余裕で立野のスイッチバック・・・のはずだったのですが、国道57号の工事で大渋滞でまさかの間に合わず。お陰で阿蘇も通り過ぎても追いつけず、結局追いついたのは大分も近くなってきた緒方過ぎ。そして挙句の果てには突然の豪雨と散々でした。(撮影地:豊肥線緒方〜豊後清川)
DSC_4926

更に追いぬいて鬱蒼した森の中のS字カーブで。天候は曇りでしたが、豊肥本線の雰囲気の出た写真になりました。(撮影地:豊肥線豊後清川〜三重町)
DSC_4949

この付近は停車時間が多く追い抜きが容易。更に最後の撮影として菅尾の少し先で撮影。最後の最後で晴れたのですが、もはや時既に遅し。車両は山影に落ち無惨な結果に。(撮影地:豊肥線菅尾〜犬飼)
DSC_4960


最後はほろ苦い撮影でしたが、二日間に渡りキハ58・65を追いかけ楽しく撮影ができました。こうしてさよなら運転を終えたキハ58・65の処遇にも今後は注目が集まることでしょう。

【JR九】 国鉄色のキハ58・65で運転 「第二ひかり」号

更新が開いてしまいましたが、今後もスローペースと思いますので期待せずお待ちくだい。

とりあえず4月撮影分からちょっとずつ更新したいと思います。

従来「TORO-Q]として活躍していたキハ58・65(キハ65 36+キハ58 569)が引退に際して国鉄色復元。8月の引退までの間、イベント列車として九州を駆けまわっております。そんなイベント列車の一つを撮影した時のお話です。

4月17日には大分から熊本までを日豊線・鹿児島線経由で「第二ひかり」が運転されました。ヘッドマークを付けて運転されました。やはりキハ58・65系列は国鉄色が一番に合ってるように思います。あとから配色をかえてしまうと、どうしてもちぐはぐなデザインに見えてしまうこともしばしばあると思います。そういう意味では原型というのは特別な意味合いがあると、私は感じいます。

撮影地がまだまだわからず、有名所で二ヶ所ほどで撮影することに。とりあえず博多以北と以南で一回ずつの撮影を計画して出発。

まずは東郷〜東福間のアウトカーブへ。側面回るかと思ったのですが、一切回らず・・・2両というバランスも難しかったです。(撮影地:鹿児島線東郷〜東福)
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高速を使えば余裕で先回り可能だったので、天拝山〜原田へ。通称テンパルと呼ぶようです。ここでは完全順光での撮影が叶いました。まずまず満足でした。
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8月までの引退の間、まだまだイベント列車が企画されると思います。撮影するチャンスがある限り、追いかけ続けたい車両ですね。
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