クロフネ航海手帳

鉄道写真ブログ

キハ58

さよならキハ58・65「ひかりファイナル」5

8月28日から29日にかけてJR九州のキハ58・65の国鉄色のラストランとして復活急行「ひかり」・「ひかりファイナル」が運転されました。両日ともにゴールデンヘッドマークが装着されました。

都合もつき、ラストランということで2日がかりで追っかけ撮影を断行。2日間の移動距離は800kmを超える壮大な撮影となりました。

28日は復活急行「ひかり」として運転されました。この日は大分〜門司港〜博多と運転されました。

最初の撮影地はその後の追っかけの都合を考え別府近辺で撮影を検討し、別府大学駅近くの陸橋からの撮影を選択。直前になって雨が降ってきて残念な結果に。(撮影地:日豊線別府大学〜亀川)
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その後は逆光覚悟で杵築の俯瞰へ。日が高いので逆光でもそこそこ絵になるのではないかという魂胆だったのですが、微妙でした。写真からカーブ定番撮影地などにも大勢撮影者がいることが伺えます。(撮影地:日豊線杵築〜大神)
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その後は門司港の手前まで追いつけず。大分〜小倉の間は高速道路がないに等しいため、鉄道に分があります。小倉〜中津などはJR九州のドル箱のようです。

門司港手前では回数稼ぎのような写真になってしまいました。(撮影地:鹿児島線小森江〜門司港)
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門司港駅の撮影会などは行かずに門司港→博多は一発勝負。ここは一番光線が期待でき、夕日の中をキハから輝く写真を撮ると決めみました。色々順光になる場所を探し、赤間駅周辺の田園地帯へ。残念ながら夕日は弱く、期待通りとはいきませんでしたがそこそこの写真にはなりました。(撮影地:鹿児島線赤間〜東郷)
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この日は博多で一夜を明かし、翌日に備えました。

29日は「ひかりファイナル」として博多〜熊本〜大分と運転されました。熊本〜大分は豊肥線経由で今回の行程の中で唯一の非電化区間を含む路線です。

まずは有名撮影地原田〜天拝山からスタート。バリ順+好ロケーションということでざっと50人以上の撮影者が大集合。好天の中「ひかりファイナル」は通過していきました。(撮影地:鹿児島線原田〜天拝山)
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その後は途中適当に一発撮ったりしましたが、酷い写真のため省略。その後は大野下近くのカックン撮影地へ。夏の日の高い光線のため綺麗な光線という感じはありません。(撮影地:鹿児島線長洲〜大野下)
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その後は昼食などを取って余裕で立野のスイッチバック・・・のはずだったのですが、国道57号の工事で大渋滞でまさかの間に合わず。お陰で阿蘇も通り過ぎても追いつけず、結局追いついたのは大分も近くなってきた緒方過ぎ。そして挙句の果てには突然の豪雨と散々でした。(撮影地:豊肥線緒方〜豊後清川)
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更に追いぬいて鬱蒼した森の中のS字カーブで。天候は曇りでしたが、豊肥本線の雰囲気の出た写真になりました。(撮影地:豊肥線豊後清川〜三重町)
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この付近は停車時間が多く追い抜きが容易。更に最後の撮影として菅尾の少し先で撮影。最後の最後で晴れたのですが、もはや時既に遅し。車両は山影に落ち無惨な結果に。(撮影地:豊肥線菅尾〜犬飼)
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最後はほろ苦い撮影でしたが、二日間に渡りキハ58・65を追いかけ楽しく撮影ができました。こうしてさよなら運転を終えたキハ58・65の処遇にも今後は注目が集まることでしょう。

復活!急行「平戸」が長崎を疾走5

8月7日、キハ58・65国鉄色を使用した団体臨時列車急行「平戸」が運転されました。経路は長崎〜諌早〜佐世保〜たびら平戸口〜伊万里〜有田〜武雄温泉でした。同日に、運転終了後早岐まで回送され、翌8日に早岐から大分まで返却されました。

8月27日・28日のさよなら運転前最後のリバイバル列車に加えて近場を走る団臨ということもあり、張り切って撮影に出掛けました。

最初の撮影に選んだのは長崎本線の旧線、東園駅付近。一体が著名な撮影地とあって、至るところに撮影者がたくさん。晴れれば完全順光でしたが、残念ながら薄晴れでイマイチ。(撮影地:長崎線大草〜東園)
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その後高速道路を利用して追っかけ。大村線内の千綿駅付近。本来は松原〜千綿に行きたかったのですが、間に合うかギリギリのところだったので、余裕を持って千綿発車に。半逆光ですが、かぶりついてみました。(撮影地:大村線千綿〜彼杵)
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その後は国道205号線をひたすら北上、途中で追い抜けると思ったのですが、お盆の入りということもありかなりの混雑。追い抜くどころか突き放される始末。佐世保市街の西九州道も大渋滞だったので、潔く一気に松浦鉄道線内へ。

前々から目をつけていた相浦川の鉄橋へ。ここでは完全順光で撮れました。会った方の中には関東から遠征されている方も多数いらっしゃいました。(撮影地:松浦鉄道西九州線大学〜相浦)
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その後松浦鉄道と平行する国道を敢えて避けていのつき駅まで先行し撮影したりするもイマイチでしたので写真割愛。その後はたびら平戸口駅へ。イベント会場ということで、1時間あまり停車していました。

下の写真は思い切り線路内ですが、列車接近時を除いて構内立ち入りが公認されていましたので、有り難く甘えて撮影。
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平戸のヘッドマークは平戸大橋が描かれたデザインです。
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普段は閑散としているたびら平戸口も物凄い賑わいでした。ですが、全体的に和やかでした。車移動で一銭も鉄道にお金を落とさないのもどうかと思い、記念グッズ等を購入。
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その後は更に追っかけ。松浦手前の鉄橋では思い切り曇られ大撃沈。写真は最悪なので割愛。

伊万里手前でもう一回撮れそうだったので長い鉄橋で一発。側面薄いながらもまずまずといったところでしょうか。(撮影地:松浦鉄道西九州線東山代〜伊万里)
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その後も夫婦石付近、有田では回送を撮りましたが、曇ったり、影に沈んだりと散々でした。ですが、全体的には楽しく撮影でき、企画に携わった方へ感謝したいところです。


翌8日、早岐〜大分間の回送は夕方。撮影できるのは精々佐賀以西、ということで三河内のカーブ一発に絞りました。直前まで大きな雲に覆われていたのですが、ギリギリ晴れてくれました。(撮影地:佐世保線有田〜三河内)
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これにて急行「平戸」のリバイバル運転は終了。キハ58国鉄色最後の長崎入りも終わりを告げました。

【JR九】リバイバルくはんだ・くまがわ運転3

7月17日、18日の二日間はキハ58のリバイバル急行を連日撮影に行ってまいりました。今回はこのおはなしを紹介します。

17日はリバイバルはんだが運転されました。経路は大分〜日田〜田川後藤寺〜折尾〜門司港でした。久大本線や後藤寺線などを経由しました。

撮影したのは久大本線の日田よりやや大分よりへ向かった豊後中川付近。なかなか光線状態の良い場所が見つからず、苦労して順光になる場所を探したのですが、通過時は曇り。。。(撮影地:久大線豊後三芳〜豊後中川)
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この日は追っかけするもろくな写真にならなかったので省略。

翌18日はリバイバルくまがわが運転されました。経路は門司港〜折尾〜原田〜熊本〜人吉でした。

電化区間はパスし、最初の撮影は冷水峠へ。SL時代から一体は有名撮影地だそうです。光線状態の都合から側面ガチに撮影しました。ですが、ちょっとカツすぎました。過疎区間なので、練習する列車もなく一発勝負というのが辛いところです。(撮影地:原田線筑前山家〜筑前内野)
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その後は鹿児島線の電化区間で。気ままに撮影しました。(撮影地:鹿児島線:有佐〜小川)
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その後は肥薩線で撮りました。天気は概ね晴れだったのですが、雲が多く通過時は曇りという残念な撮影でした。(撮影地:肥薩線:瀬戸石〜海路)
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この国鉄色キハ58・65が走るのもあと一ヶ月余りです。今後も極力追い続けたいところです。

【JR九】 国鉄色のキハ58・65で運転 「第二ひかり」号

更新が開いてしまいましたが、今後もスローペースと思いますので期待せずお待ちくだい。

とりあえず4月撮影分からちょっとずつ更新したいと思います。

従来「TORO-Q]として活躍していたキハ58・65(キハ65 36+キハ58 569)が引退に際して国鉄色復元。8月の引退までの間、イベント列車として九州を駆けまわっております。そんなイベント列車の一つを撮影した時のお話です。

4月17日には大分から熊本までを日豊線・鹿児島線経由で「第二ひかり」が運転されました。ヘッドマークを付けて運転されました。やはりキハ58・65系列は国鉄色が一番に合ってるように思います。あとから配色をかえてしまうと、どうしてもちぐはぐなデザインに見えてしまうこともしばしばあると思います。そういう意味では原型というのは特別な意味合いがあると、私は感じいます。

撮影地がまだまだわからず、有名所で二ヶ所ほどで撮影することに。とりあえず博多以北と以南で一回ずつの撮影を計画して出発。

まずは東郷〜東福間のアウトカーブへ。側面回るかと思ったのですが、一切回らず・・・2両というバランスも難しかったです。(撮影地:鹿児島線東郷〜東福)
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高速を使えば余裕で先回り可能だったので、天拝山〜原田へ。通称テンパルと呼ぶようです。ここでは完全順光での撮影が叶いました。まずまず満足でした。
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8月までの引退の間、まだまだイベント列車が企画されると思います。撮影するチャンスがある限り、追いかけ続けたい車両ですね。
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