今年3月のダイヤ改正で廃止され、臨時格下げとなる寝台特急あけぼの。最後の姿を収めるべく、青森・秋田まで遠征して参りました。やはり雪景色の中を走る寝台特急はまた格別な被写体。計3日間滞在し、毎日撮影しました。

冬の日本海側と言えば、鬼門なのが天気。本来二ツ井〜富根等でも撮影したかったのですが、まったくもって晴れる見込みはなし。加えて雪も大して積もっておらず、撮影条件はよくありませでした。しかしながら、連日とも秋田・青森県境付近は雲が薄く、晴れが望める状況。そのため、この付近を中心に撮影しました。

初日は白沢〜陣馬の下アングルで。この日は晴れそうで晴れず仕舞い。(撮影地:奥羽本線白沢〜陣馬間)
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夜には東能代駅でバルブも。(撮影地:奥羽本線東能代駅)
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2日目は大館〜白沢の直線へ。この日晴れないと思っていたのですが、晴れてしまい大きな判断ミス。白沢〜陣馬は晴れただけにこれは悔しい結果となりました。ただ、雪を巻き上げるあけぼのを接近戦で撮りたいという気持ちはむしろこの失敗で高まるほどで、順光だったらどれだけよかったことか思いが募りました。(撮影地:奥羽本線大館〜白沢)
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定番の青森駅でバルブもしました。(撮影地:奥羽本線青森駅)
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滞在最終日には再度白沢〜陣馬へ。今度は俯瞰アングルへ。最後の最後に及第点と言える写真を仕留めることができました。(撮影地:奥羽本線大館〜白沢)
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縦でも。
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廃止は残念ですが、廃止までの間できるかぎり追いかけ続けたいところです。