10月21日(日)、西武新101系271F+281Fを使用した団臨が運転されました。こちらはくめがわ電車図書館チャリティー団臨と銘打って実施され、ひがしむらやま551// さん、SSK's BLUE Rail Log さんなどが中心となり、参加費の一部をくめがわ電車図書館の再塗装費に充てようという企画で実施されました。

経路は小手指(送り込み回送)⇒所沢⇒東村山(ここから客扱い)⇒上石神井⇒小平⇒西武遊園地⇒萩山⇒田無⇒東村山⇒西武園⇒東村山(客扱いここまで)⇒西武園(この間撮影用)⇒東村山(ここから返却回送)⇒所沢⇒小手指。相当マニアックなルートで「流石」のルート設定といったところでしょうか。

基本的には撮影専門の私ですが、縁もありまして乗車することに致しました。

東村山5番線より乗車。総勢80名程の乗車です。
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幹事の方々の社内アナウンスやご一緒された方々とのお話をたくさんさせて頂きながら、団臨は走行。

東伏見で退避する際に今回「仕掛け」をじっくり観察いたしました。
幕は手製のものが入れ込まれており、遠目に見れば快速急行飯能のような雰囲気です。快速急行と言えば未だに私はこの配色に拘りがあり、こういう仕掛けは大変うれしいものです。
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先頭車の電連は黄電連を模して塗装されており、往年の姿を思い起こさせるものでした。といっても271Fが実際に黄電連だったことはなかったようです。
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面構え。好天に恵まれ有名撮影地は車内から見た限りではとんでもない人でした。特に田無駅先が恐ろしい光景でした。西武の電車にここまで集まったこともあまり記憶がありません。(機関車は別として)
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上石神井のY線の入線はこの団臨の一つのポイントでした。なかなかこんな風景は体験できません。ここで客扱いするのは史上初だったとのこと。このあと入れ換えをして、ホームのない1番線(1番ホームではなく)から出発。
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更に団臨は進み、萩山留置線へ。ここも乗ることは早々できません。通過する多摩湖線電車を見慣れぬアングルで眺めること十分程度、団臨も終盤へ。
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西武園で降り、ひと通り記念撮影。281Fは準急っぽいような配色です。
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よくわかりませんが、方向幕がずらり。
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最後の東村山〜西武園はフォトランで撮影用走行。西武園駅から勢いで歩いていたら、思った以上に暑く汗だくで撮影する頃には集中力がプツンと切れてしまい、この後の撮影は凡ミスの連発でお恥ずかしいのですが、羅列しておきます。最近の運動不足が明らかに祟っております。(撮影地:西武西武園線東村山〜西武園)
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返却回送。色々突っ込む点はありますが、もう既にこの時半ば放心状態(笑)(撮影地:西武池袋線西所沢〜小手指)
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全てが終わったあとの271F。既に281Fとは切り離されておりました。黄電連を元に戻していたところで1枚。本当に今回は散々楽しませて頂きました。
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この場を借りて、今回このような場を設けて頂きました幹事の皆様と、このような企画を受けて頂いた西武鉄道の皆様に重ねて御礼申し上げさせて頂きます。

また10/20付の朝日新聞夕刊にも取り上げられています。
http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY201210200174.html