12月5日、207系900番代マト71編成のさよなら運転が松戸〜取手間で運転されました。経路は緩行線での運転となりました。さよなら運転ということもあり、駅や沿線には大勢のファンが集まりました。

207系と言えば、国鉄のVVVFインバータの先駆け的な車両で、試験的な意味合いの強い車両です。車両番台の区分も試作車等を表す900番台が振られています。同じ常磐緩行線で活躍する203系よりも当然若い車両でありながら、真っ先に運用から離脱となったのも試験車の宿命と言えるでしょう。

まずは往路の撮影。さよなら運転というのに沿線で向いたのは発車1時間前程度、元々撮影地の少ない常磐緩行線に当然まともな場所が空いてるわけもないので、柏付近で見つけた妥協撮影地で撮影することにしました。

207系より古い車両であるもののまだまだ活躍中の203系を練習にしながら待機。こちらもいずれはE233系-2000番台の増備で置き換えられることでしょう。(撮影地:常磐線南柏〜柏間)
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そして本番。前面にはヘッドマークが掲げられて運転されました。さよなら運転は団体臨時列車として運転されました。乗車した人には乗車後松戸車両センターにて撮影会が催されたようです。(撮影地:常磐線南柏〜柏間)
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復路はさよなら運転の雰囲気が撮りたいと思い松戸へ。適当にスナップして、207系のさよなら運転の撮影は終了としました。(撮影地:常磐線松戸駅)
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※2009年12月5日撮影