注目の西武鉄道2008年度設備投資計画が5月22日公式HP上で発表されました。今年も数々の注目点がありますので、私個人が気になった点を中心に感想交えて色々まとめてみました。主観が多分に入っているので悪しからず。

★今年度の30000系新造は8両編成×2本と2両編成×3本
30000系のの新製は8両編成が2本と注目の2両編成が3本で合計22両が新製されるようです。2両編成は事前の車両基地イベントで配っていた資料によればダブルパンタの前パンとなるようです。前パン好きには大注目です。2両編成ですので増結用だと思いますので、10両3ドアの運用が早速30000系に置き換わる可能性が出てきました。

▼来る者と去る者101系の去就にも注目が集まるか
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★6000系改造車にLCD設置など
30000系と同様のLCD(西武鉄道的にはSmileビジョン)を6000系改造車に設置するようです。今年度は一編成で行い、将来的には全編成行うようです。加えて内装もリニューアルがあるので、6000系新車と同等の設備装置を備えた車両となりそうです。また引き続き副都心線対応改造も進めていくとのことです。

▼なにかと注目されることが多い年となりそうな6000系
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★2000系フルカラーLEDを8両編成×3本
昨年度も行われた2000系のフルカラーLED化が8両編成3本に施行されるとのことです。先日東急車輌へ入場した2081FもフルカラーLED化される公算が大きそうです。また幕車で残る新2000系8両編成の2063Fと2065Fがこの対象となっているのかが大きな関心事となりそうです。

★保谷駅の2面3線化
これはサプライズでした。兼ねてから保谷駅は保谷止まりが上り本線を渡ることによる平面交差や保谷止まりの列車が車内見回り等々で引き上げ線に向かうのが遅れたりといったことで後続列車がつかえるケースを多々見ていました。保谷駅が2面3線化され中線で折り返しが可能になれば大きく改善されることが見込まれるだけに、池袋線の定時運行に大きく寄与するかと思います。今回の設備投資計画の中で個人的には一番喜ばしいトピックスでした。

★その他
引き続き石神井公園付近の複々線化工事、待合室の増加や駅のバリアフリー化、NRA更新工事完了などが目に付きました。とうとう今年度で10000系NRAの未更新は見納めとなりそうです。

参照
西武公式HP
2008年度 鉄道事業設備投資計画(PDF)

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