何回か、現在西武鉄道の車種で絶滅しそうなものについて特集してみたいと思います。

第1回は西武旧101系。もう既に本線からは撤退した旧101系ですが、ワンマン車も新型車が本線上に投入されれば、新101系などが改造され玉突きで廃車になる可能性が十二分にあるように思えます。特に多摩湖南線に1編成だけ残る旧101系の225Fは真っ先に廃車されてしまうように思えてなりません。新車が何時入るか確定しておらず、具体的な置き換え計画もない今の状態を考えるとまだ少し猶予があるように思えます。

5月16日追記
設備投資計画によれば今年度に101系ワンマン車1編成にバリアフリー化改造と書いてありますので、もしかしたら多摩湖線の225Fが改造されるのではなく、30000系により置き換えられる101N系の玉突きを食らって廃車されてしまうかもしれません。まだよく分からない部分も多いですが、225Fは早めに記録しておくべきでしょう。

20008年3月11日追記
30000系甲種輸送の第一陣からまもない2月4日に225Fがとうとう横瀬へ廃車回送となりました。2月3日に予定されていたイベントが大雪で中止となってしまい225Fは最後に盛大なさよなら運転は行うことができませんでした。結局225F最後の営業運転は1月31日となったようです。現在も横瀬で225Fは留置されているようですが、一部部品が既に抜き取られている模様です。

30000系がデビューする4月末以降大きな車両の動きが予想されます。多摩川線に残る旧101系もいつまで走り続けられるのか不透明です。ただ武蔵境駅の高架化が完成しない限りは物理的に置き換えは不可能なのでもうしばらくは活躍を見ることができそうです。

↓玉川上水から出庫する225F。この光景も過去のものに…
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